プレマリンとタバコの相性って?

 

どんな医薬品でもそうですが、プレマリンの場合もタバコとの相性は気になるところです。ここでは、プレマリンとタバコを併用することによるリスクについて解説します。

 

作用を打消すだけでなく血栓のリスクが増える

 

医薬品とタバコの併用では、

 

  1. 作用を打ち消してしまう
  2. 副作用の重複

 

多くの場合↑の2点が問題となります。

 

まず「作用を打ち消してしまう」についてですが、例としては呼吸器疾患治療中の喫煙があります。例えばマイコプラズマ肺炎になると抗生物質などで治療することになりますが、タバコを吸うと肺炎の治療が遅れたり、悪化してしまうため、結果的に抗生物質の作用を打ち消してしまうことになります。また、睡眠薬に関しても、眠るために服用するのに、タバコには覚醒効果があるので、睡眠薬の効果を打ち消してしまうことになるのです。

 

次に「副作用の重複」ですが、これは医薬品の副作用と、喫煙時の症状が重なってしまい、症状が重くなることを指しています。例えば解熱・鎮痛剤には胃を荒らす副作用がありますが、タバコにも同じく胃の血行を悪くする作用があるため、消化器系の症状が重くなる可能性があります。

 

プレマリンの場合、まずは「作用を打ち消す」という部分が問題となります。プレマリンは女性ホルモン(エストロゲン)補充のために服用するわけですが、タバコも卵巣の血行不良を引き起こし、エストロゲン分泌量を減らすことがわかっています。つまり、せっかくのプレマリンの作用を減らしてしまうのです。

 

そしてもっと厄介なのが「副作用の重複」です。プレマリンには「血栓ができやすくなる」という副作用がありますが、タバコも血行不良による血栓ができやすいというリスクがあります。つまり、併用しているかぎり、「血栓」という面ではダブルの意味でリスクとなるわけです。

 

もともとタバコの喫煙は健康上おすすめできませんが、プレマリンを服用中は余計にタバコはやめるべきと言えるでしょう。